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水野 尚子

男児2人女児2人の母、時々夜間勤務の助産師

資格

助産師 / 看護師

出身地

神奈川県横浜市

好きなもの

魚を捌いて調理すること、数独

五感で感じる赤ちゃんは、素晴らしいことだらけです。

助産師になったきっかけはなんですか?

高校時代にスポーツで怪我をして2か月入院しました。入院中に看護学生が担当してくださり、看護の道を考えました。人の身体、病気、心のことなど、そもそも人間とはについて学べるのが面白そうだと思いました。
あと、看護師になって、もし海外の僻地に行くことになれば、お産は見れた方がいいかな?という気がして、助産師の免許を取得することを、高校3年生の時には決めていました。
いざ、助産師学科へ入学して、実習は本当にきつかったです。何とかギリギリ退学せずに生き残りましたが、3か月みっちり叩き込まれました。
ここまで叩き込まれたら、もう助産師をやるしかない!とこの道に入りました。助産所実習にも行き、私の場合は本当にラッキーで、一晩で二人ご出産になりました。
基本的には病院で実習をしていたので、助産所でのお産は凄くアメージングで、バースハーモニーに惹かれる素材はこの時に生まれたのかもしれません。

バースハーモニーに出会ったきっかけは?

以前バースハーモニーで出産する予定だった方が、予定日を超過してしまい、私が勤務していたクリニックでご出産になりました。担当もさせていただきましたが、お産に対する意識が凄く高いというか、人間の本来のたくましさを目の当たりにしました。お身体に触れるのも恐れ多い気がするほど、助産師目線ではキラキラして見えました。
そんな経験から、チャンスがあればバースハーモニーにいつかは行ってみたいな、と思うようになりました。

助産師として働く中で心がけていることはありますか?

最近は特に、自分の体形が丸っこくなってしまったからか、どうしても出産育児経験者としてみられることが多いです。
なので、子育ての楽しみ方など、質問されれば明るい話ができるように、普段の仕事や生活で楽しかったことを積み重ねるように心がけています。
例えばですが、赤ちゃんが凄く泣いてどうしたらいいか?と聞かれれば、「一瞬、泣いている吐息のにおいを嗅いでみましょう」など伝えることもあります。
泣いてる吐息のにおいがかぐわしいのは赤ちゃんだけです。
育児をしていく上で、自分の五感を優先した方がいい、と自分の経験からの持論がありますが、五感で感じる赤ちゃんは、素晴らしいことだらけです。
そんな感じで、育児書には書かれていないような、子育て経験者っぽい話が出来るように、普段から自分を整えていくことは心がけています。

バースハーモニーで出産される産婦さんは皆キラキラして見えます。

自然誕生への考え方を教えてください。

自然に赤ちゃんが生まれる現象は、凄いなって思います。分娩が進むと、骨盤が自然に広がって、生まれるところが柔らかくなり、ポワーンと広がってツルンと生まれます。何度見ても本当にその変化には感動させられます。
あと、出産直前の産婦さんはキラキラして見える気がします。多分、分娩進行に伴うホルモンの変化が影響しているせいだと思います。
特にバースハーモニーで出産される産婦さんはキラキラして見えるのですが、出産の時に人間が本来持っている力が最大限発揮されるのは、助産院ならではかもしれません。

ママたちへ伝えたいことはありますか?

純子先生を筆頭に、他のスタッフも皆凄く温かくて優しく、何よりもお産マニアみたいな方々です。なので、思う存分たっぷりの愛情を受けて、お産に臨んで欲しいです。